神戸・布引の滝

神戸・布引の滝の景色




神戸・布引の滝の景色

= Kobe City in Hyogo Pref. =

全 21 枚

 山陽新幹線、新神戸駅のすぐ北にある『日本の滝100選』にも選ばれている、布引の滝(雄滝・夫婦滝)の写真です。布引の滝・雌滝は迂闊にも通過してしまい写真は有りません。

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諸情報

布引の滝:神戸を代表する滝で新幹線新神戸駅の北約100mの所に雌滝があり、その上の200mの所に雄滝があります。その二つの滝の間にはさまれて夫婦滝、鼓ヶ滝があり、これら4滝の総称を「布引の滝」と言います。都会に近い場所に位置する滝ですが、喧騒を離れ静かに森林浴も楽しめる「日本の滝100選」の一つです。


 また布引の滝は、日光の華厳の滝、紀州の那智の滝とともに三大神滝のひとつに数えられ、古くから神秘的な伝説があり、物語や詩歌に多く引用されてきた神戸の名瀑として知られています。


 その水は摩耶山、再度山から日本最古のコンクリートダムで登録有形文化財に指定されている、布引ダム・布引貯水池を経てここへ流れついています。


 雄滝の高さは43m、滝壺の深さは6.6mで、水は6段に折れながら滝つぼに落ちており、その段ごとに、水がえぐった穴が開いています。この穴を甌穴(おうけつ)と言い、最大で33平方メートルもあり、ここには乙姫様が住む竜宮城があり、龍神となった乙姫が海へ出かけ、多くの船を守ったという言い伝えが残されています。


訪れた感想

 まだまだ水量は少ない方だったらしいのですが、久しぶりに見る布引の滝は結構感動的でした。新神戸駅からの距離は短いのですが、足の不自由な方にはきつい上り坂や階段が続きます。今回は逆方向(下り)からですが、下りも疲れました。


 掲載している写真は、2006年 第2回 KOBE 8 マスターズウォークというハイキングに参加した時に撮影したものです。ハイキングの様子や途中の風景がないのは細い山道、想像以上の多くの参加者で立ち止まる事がしづらかったからです。


 神戸の中心地から見て北に位置する谷上という所から出発し、山越をするかたちで新幹線新神戸駅北側にあるハーブ園を目指す約10kmの山道コースでした。


 市営地下鉄の車両内に貼ってあるポスターを見てそれを知り参加しました。冷静な判断をすれば容易に解る事ですが、私が想像していたこのイベントの参加者数はせいぜい100人位まで、ひょっとしたら50人位かなとも思っていました。


 先導するリーダーがいて、参加年齢層も定年退職された位の方が大半で、「若いのに珍しいね」とか言われながら知らないもの同士固まり和気あいあいとした雰囲気の中、ゴールを目指すものとばかり思っていました。


 集合場所の駅に着く寸前、車窓から見えた景色の中には、既に山の方へと向かう大勢の人の行列が・・・。結局、出発地点で用紙を貰えばすぐにスタートという事で、ただ周りに同じ目的を持った大勢の人がいると言うだけの、想像していた団体行動ではありませんでした。一人で参加されていた方も多く、年齢層も幅広く、外国の方も参加していました。ゴールまで一言も口を利かなかった方は大勢いたと思います。


 昼食もほぼ同じ時間・同じ場所でとってはいたものの、各自の判断によるもので、決められたものではありませんでした。ちょっと寂しい気もしましたが、知らない山道も通る為、周りに大勢の人がいるだけで安心してゴールを目指す事が出来ました。


 主催者側から見ればそれ程多い参加者数ではないのかもしれませんが、私の想像からはかけ離れた たくさんの参加者数で、開始早々1kmも行かない山中で、急な下りの滑り易い箇所があり、そこを起点とする30分近い大渋滞が起きていました。


 結局この日の参加者数は1,668人でした。このイベントを知った時には既に終了していた第1回目の参加者数は今回の山道ハイキングとは違い街中ウォーキングと言う事でさらに多い2,500人を超えていたそうです。


 本格派の方には〝この程度の距離で?〟と思われるかもしれませんが、この10kmのコースを完歩する為の練習に10kmから多い時には30km近い平坦な道を歩いたりしていました。しかしUP・DOWNの激しい山道ではその効果も空しく筋肉痛になっていました。ゴール後になりますが、最後の締めくくりにみせてくれた布引の滝の雄姿はその疲れを忘れる位、心と身体を癒してくれるとても素敵な滝でした。


 筋肉痛になった私が言うのもなんですが、自然を体感する為、素敵な景色を眺める為に容易に山に入っていけて容易に戻ってこれる。海・山・街が密接している神戸ならではの体験でした。


 参加者の安全を守る為、交通整理や、ねぎらいの言葉をかけてくださった関係者の方々、本当にありがとうございました。これからも出来る限り参加していきたいと思いますのでよろしくお願い致します。ってこの言葉届くのでしょうか・・・。


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