東京ディズニーランド

東京ディズニーリゾート：東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの２つのパークとその周辺にある、ホテルやショッピングスポットなどをあわせた総称をいいます。

東京ディズニーランド：１９８３年に開園したアメリカ国外初のディズニーテーマパークです。園内は大きく7つのテーマランドにわかれ多彩なエンターテイメントが繰り広げられています。数ヶ月ごとに入れ替えられるショーやパレード、次々に登場するアトラクション等、永遠に成長し続ける取り組みは来客者を虜にする、まさに夢と魔法の王国と呼ぶにふさわしいテーマパークです。

　初めてディズニーランドを訪れた時は、子供の頃に読んだ〝オズの魔法使い〟や〝不思議の国のアリス〟などの童話の世界にまぎれ込んだかのような不思議な感動を覚えました。

　数あるアトラクションも大好きなのですが、のんびりと座って辺りを眺めているだけで落ち着く不思議な空間です。夕暮れから夜にかけてが、また格別で、本当に魔女が出てくるんじゃないかと思わせる雰囲気はとてもドキドキ・ワクワクさせられます。エレクトリカルパレードも、あの曲が流れた時点で、体が身震いしていました。

　特にディズニーキャラクターが大好きという訳ではありませんが、ミッキー達に会うだけでも楽しい気持ちにさせてもらえるし、ついつい写真も多く撮ってしまいます。今はコンパクトデジカメですが、以前は一眼レフカメラ（フィルムカメラ）を使っていました。今回の話ではありませんが、どうしても忘れられない出来事が・・・。

　こういった一眼レフカメラを持っていると写真撮影が上手いと思われるのか、声を掛け易い雰囲気があるのか、ワールドバザールを出てからシンデレラ城に着くまでの短い間でも、多い時には１０数組に〝写真お願いしま～す〟と言われたりします。

　忘れられない出来事とは、４・５人の高校生位の女の子達が〝写真撮ってもらえないですか？〟と使い捨てカメラを片手に笑顔で近づいてきて、快く〝いいですよ！〟と引き受けたら、その先には１０数人の女の子達がいて、〝私も、私も・・・〟と次から次へとカメラを手渡され、気が付けば足元には十数個の使い捨てカメラが並んでいました。

　私の感覚では１組１～２台といったものだったので〝え？え？〟と頭の中が真っ白になっていました。通り過ぎる人たちは皆〝大変そう・・・〟といった顔をしていて・・・私も、もう笑いしか出てこない状態で撮っていました。十数個の使い捨てカメラ。ブレずにきちんと撮れていたか心配しつつ、あれ以来、声を掛けられそうな時はついつい別の方向を向いてしまう癖がついてしまいました。