2019年度 第1回 神戸8マスターズウォーク

2019年度 第1回 神戸8マスターズウォークの景色



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2019年度 第1回
若武者敦盛が見た夢を 現代(いま)に訪ねて
~活気あふれる神戸の街から、春爛漫の敦盛桜を歩く~

= Kobe City in Hyogo Pref. =

開催日:3月31日() 距離:約12km 一般向き
参加者数:1667名   天候:晴れ(一部曇り)

 神戸市営地下鉄・中央市場前駅【スタート受付】⇒新川運河⇒清盛塚⇒苅藻駅⇒六間道商店街⇒駒ヶ林駅⇒若松公園(鉄人28号広場)⇒妙法寺川公園⇒綱敷天満宮⇒須磨浦公園【ゴール】…山陽・須磨浦公園駅

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 平成では最後となる神戸8マスターズウォークのスタートです。嬉しくも有り…寂しくも有り…そんな気持ちが天気にも表れたのか、晴れのもとスタートをきれたものの途中曇ったり小雨が降ったり強い風が吹いたり…と安定しない空模様の一日となります…。

神戸市営地下鉄・中央市場前駅すぐのイオンモール神戸南

KOBE 8 Masters Walk Photo

所々異なりますが、2018年度第1回目のほぼ反対回りのコースとなるようです。

平清盛の供養塔と琵琶塚。8マスターズウォークに参加するまでは…

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…全く知らなかった「清盛塚」も今ではすっかりお馴染みの場所となりました。

材木橋から見る兵庫運河の景色

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 運河とは知らなかった頃、私はこの河を境に海側の土地が全て埋め立てられた人工島とばかり思っていました。実際には風波が高く船舶の航行が難しかった和田岬を避け、安全に航行出来る運河を作る為この地の土砂を掘り出したそうです。排出された土砂は苅藻島に生まれ変わりました。

コチラもお馴染み、川崎重工業・兵庫工場です。お馴染みではあるものの…

KOBE 8 Masters Walk Photo

…いつも前にならえで来ている為、一人で来ようと思えばかなり迷いそうです…。

KOBE 8 Masters Walk Photo

懐かしい「0系新幹線」と「特急こだま」、何度通っても撮ってしまいます。

いつもより目立って見えた気がして1枚。目立っていたのは老朽化したアーケードが…

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…撤去されていた為のようです。以前通った時も既に撤去されていたかもしれませんが…。

六間道商店街~大正筋商店街

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三国志にまつわる見どころがいっぱいの商店街です。

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人口減少が大問題となっているこの地域…

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…頑張って営業し続ける店舗の皆様に頭が下がります。

テレビで放送していた「鉄人28号」は見た事が無く、内容も全く知らないのですが…

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…子供の頃よく遊んだ「めんこ」の絵柄としては既に入手困難な超激レア商品の1つだった為、「鉄人28号」は見ただけでドキドキしてしまうとてもカッコいい憧れの存在でした。全く記憶にない実写版テレビドラマと初期のテレビアニメを見てみたい!再放送しないかなぁ…。

千歳小学校という名の小学校跡地に作られた「千歳公園」です。

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 千歳小学校にあったメタセコイアやクスノキが公園のシンボルとなり、その記憶を残しています。千歳小学校は建物の老朽化と児童減少の為、近くの小学校と統合し移転したそうです。私が通っていた小学校も統合&移転し、今は思い出の校舎も小学校名も残っていません…。名前すら知らなかった小学校ですが、親近感を覚えると共に寂しさも感じてしまいます…。

JR鷹取工場の跡地を整備して作られた「妙法寺川左岸公園」です。

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 鉄道工場としては「東の大宮、西の鷹取」と呼ばれた「JR鷹取工場」。阪神・淡路大震災では甚大な被害を受け、一時は完全に操業不能になりましたが、大震災直後は周辺の消火活動に工場の貯水槽の水を使用したり、近隣で被災した人達の為に工場施設を避難場所として提供したり、浴場を一般に開放したり…等々、地域と共に未曾有の大震災を乗越えました。現在は汽車の形をした遊具や駅舎をイメージした休憩所等、鉄道にちなんだ施設を設置し、多くの人達が集う憩いの場となっています。

 初めて訪れたこの公園ですが、後でGoogleマップで確認したところ、子供の頃に今は亡き父と車で出かけた際、よく通っていた場所でした。特に目を引く何かがある訳ではありませんが、何故か記憶に残るこの辺り、ひょっとしたら凄く強いパワーを持つスポットなのかもしれません。ただすぐ傍にいるのにその場所と気付かない位変わってしまった景観、神戸には同じような場所がとても多く、どれだけ良い方向に変わっていっても、嬉しい気持ちだけでなく寂しい気持ちも芽生えてしまいます…。

妙法寺川沿いの桜

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ここまで来る間に見た桜よりはかなり開花していましたが、満開にはまだまだ…。

綱敷天満宮(つなしきてんまんぐう)西側の鳥居近く

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波乗り坂への案内石板、下に小さなカニの姿が見えています。石で作られたものですが…。

綱敷天満宮(つなしきてんまんぐう)の境内

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桜の見頃はまだ先でしたが、境内には他の見所がたくさんあります。

綱敷天満宮(つなしきてんまんぐう)御本殿

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学問の神様「菅原道真公」が祀られている神社です。

牛にまつわる言伝えや縁起が数多くある、丑年生まれの「菅原道真公」

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境内には大小様々な牛の像が!当然本物ではありませんが、今にも動き出しそうなリアルさがあります。

こちらにはたくさんの子牛…いやただ小さくしただけの大人の牛かもしれませんが…。

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右側にあるのは巨大な硯(すずり)の造形物です。すぐ傍にある筆塚に因んで作られた物かと…。

綱敷天満宮境内の景色は、昨年(2018年)第1回目にも掲載しています。合わせてご覧下さい。

桜の名所「須磨浦公園」の景色

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まだ満開ではありませんが、たくさんの花見客で賑わっていました。

海に浮かんでいるような施設は須磨の海釣り公園です。

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 この日は強風で海もかなり荒れていた為、お客さんが来なかったのか、安全面を考えて臨時休園しているのか、人影が見当たりません。亡き父との思い出の場所でもあるので気になって調べてみた所、「須磨海釣り公園は台風20号による被害の為、当面は臨時休園致します。」との事です。「復旧に関する具体的な内容が未定…」ともあり、このまま閉園となってしまえば、また1つ思い出の地が無くなってしまいます…。

ゴール地点最寄り駅の「山陽電車・須磨浦公園駅」です。

KOBE 8 Masters Walk Photo

隣には「須磨浦山上遊園」へと続くロープウェイ乗り場もあります。

 快晴で桜が満開なら須磨浦山上遊園も行こうと思っていましたが、どちらも希望通りではなかった為、このまま山陽電車で帰宅します。取り敢えず以前撮影した須磨浦公園周辺の桜を数枚掲載しておきます。

= 過去の写真 =


以前に撮影した須磨浦公園の桜です。

KOBE 8 Masters Walk Photo

 「山陽電車・須磨浦公園駅」より西側エリアに咲く桜です。8マスターズウォークではよく通る駅東側も魅力的ですが、私自身が須磨浦公園でお花見を楽しむなら、より明るい印象の西側エリアを選びます。

桜咲く須磨浦山上遊園の景色

KOBE 8 Masters Walk Photo

須磨浦山上周辺も海沿いの桜並木に負けない桜の名所となっています。

須磨浦山上遊園からの景色も魅力的です。

KOBE 8 Masters Walk Photo

 近くは須磨海岸や明石海峡大橋~淡路島、少し離れて神戸の街並みや神戸空港等の人工島、澄んだ晴れの日には遠くの大阪や和歌山の景色も一望出来る絶景スポットです。

 平成最後となる神戸8マスターズウォーク、青空が完全に隠れる事はなかったものの時々薄暗くなったり、北東方向には今にも雨が降りそうな曇が広がっていたりで、素直に晴れとは言い難い天気でした。

 風も強くビル風が吹く場所では歩くスピードにも影響を与える程で、とにかく寒い一日でした!お昼は外食にすれば良かったと思う程すぐに身体が冷えて、ゆっくりと休憩しながら食事を楽しむ余裕はありません…。

 桜も例年通りならもっと多く開花しているだろうと勝手に期待していた分、お花見ウォークとしては少し残念な結果になってしまいました…。

 次回、新元号〝令和〟での初神戸8マスターズウォーク、新たな気持ちで楽しみたいと思います!

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