ナイアガラの滝/メイド・オブ・ザ・ミスト

ナイアガラの滝 観光/メイド・オブ・ザ・ミストからの景色



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ナイアガラの滝 観光
メイド・オブ・ザ・ミスト
(霧の乙女号)

= Niagara Falls in Ontario CANADA =

ナイアガラの滝観光/メイド・オブ・ザ・ミスト

 ナイアガラの滝 観光には欠かす事の出来ない遊覧船〝メイド・オブ・ザ・ミスト(霧の乙女号)〟を一番に体験してきました。地上からでは味わえないメイド・オブ・ザ・ミスト号からならではのナイアガラの滝の景色をどうぞ御覧になって下さい。(カナダ側からの乗船になります。)

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= ナイアガラの滝 =

 五大湖のエリー湖からオンタリオ湖に流れるナイアガラ川の途中にある巨大な滝です。ナイアガラの滝はゴート島によって大きくカナダ滝とアメリカ滝に別れ、更にアメリカ滝はルナ島を挟んでブライダルベイル滝とに分かれています。流れ落ちる水量は世界最大で、南米のイグアスの滝、アフリカのビクトリアの滝と並ぶ世界3大瀑布の一つです。

〝ナイアガラ・カナダ側マップ〟

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ナイアガラ街中に設置されたカナダ側案内マップですが、道路の角度や距離感・方角等は実際とは微妙に異なります。計画を立てる際は正式な地図で確認して下さい。

【徒歩でのナイアガラ観光】

 ↑のマップで、カナダ滝右端にあるテーブルロック(マップ上部)から、マップ下部の★印地点(クリフトン・ヒル通り下)までは、1.3~1.4kmといった位です。そのままレインボーブリッジにまで進んでも1.8km程です。その間を走るバスもありますが、綺麗に整備された遊歩道はほぼ平坦で歩き易く、滝を見ながら歩くには全く苦にならない距離でした。アメリカ滝・カナダ滝ともに微妙に角度が違うだけで様々な表情を見る事が出来る為、歩かない方が勿体無いと感じる位です。

 ただ一日かけてカナダ側とアメリカ側(レインボーブリッジを歩いて渡って)を存分に満喫しようとするならば、普段歩き慣れていない方には少々疲れる距離を歩く事になります。バス等を有効に利用したり、ホテルに一旦戻る等して疲れを軽減させましょう。また歩き易い靴を履く事もお忘れなく。因みに私達が歩いた総距離は、はっきりとは解りませんが、あちこちへ行ったり来たりとかなり移動した為、おそらく10kmは軽く越えていたと思います。

  又ナイアガラの滝周辺には、滝そのものやホテル・展望タワー等の高層建築物が目印になる為、余程の方向音痴な方か裏手の方へ行かない限り、道に迷うという事はないと思います。強いて言うならばアメリカ側の公園内で迷う方がいるかも知れません。迷路になっている訳ではなく、レインボーブリッジからカナダ滝を目指す際、川や滝から少し離れた場所も通る為です。それでも常に滝やレインボーブリッジを意識して歩いていれば、まず問題ありません。アメリカ側の公園内は夜間あまり治安が良くないと聞きました。日の入前、明るい内に離れた方が良いようです。

〝シェラトン・オン・ザ・フォールズ・ホテル〟

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 今回の宿泊先ホテルです。ホテルからの景色、特に滝側はとても素晴らしく、またクリフトン・ヒルや霧の乙女号(メイド・オブ・ザ・ミスト)、レインボーブリッジもすぐに行く事が出来る、観光拠点としても とても便利な素敵なホテルでした。(ホテルからの景色は 少し先のページに掲載しています。)

本日も雨…の予報は見事に外れました!良い天気になってくれて本当に良かったーっ!!!

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各アトラクションやショップ等がオープンするまではまだ時間がありましたが、全く退屈はしません!

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 まだ開店していませんが、ショップ等が並んだマーケット・プレイスです。右上の写真はメイド・オブ・ザ・ミスト(霧の乙女号)の乗船券と他のアトラクションがセットになった、お得な割り引きチケットの案内板です。

〝展望スペース〟MAID of the MIST MARKET PLACE 横

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風に吹かれて綺麗にカナダ国旗がなびいています。

いたる所に綺麗な花が植えられています。

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宿泊先のシェラトン・オン・ザ・フォールズ・ホテルも写っています。本当に近いです。

〝展望スペース〟からの景色

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↑この場所も滝の落差と同じ位の落差がある為、下を見るだけでもかなりの怖さを感じます。

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↑まだオープンしていない為、船乗り場は寂しい雰囲気が漂っています。更に高い方の展望台へ!

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高い方の展望台から見る、アメリカ滝とカナダ滝です。遊歩道は川沿いにカナダ滝まで繋がっています。

〝メイド・オブ・ザ・ミスト(霧の乙女号)〟ゲート

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【プチトラブル】この日の朝、ホテルで停電がありました。それはこの辺り一帯も同じで、その影響はこの遊覧船にも…。朝一番の遊覧船が出港する時間になってもチケット売場は開きません…。ま・まさか今日は休業?船なら停電はあまり関係無いのに…と不安に思っていたら、船乗り場へと降りるエレベーターが動かないとの事でした。

結局復旧されずに歩いて降りる(帰りの上りも)事になったのですが、そのお蔭で普段は通らない道を景色を楽しみながら、ゆっくりと船乗り場まで行く事が出来ました。下の写真左側の絶壁も、その迫力を間近で体感する事が出来ました。

通常エレベーターに乗る場合も上の写真中央のスロープは歩いて降りる事になります。また下に降りた後、真っ直ぐなトンネルも通るようです。足の不自由な方には今回、停電による特別の処置かもしれませんが、ミニバンでの送迎も行なわれていました。(有料か無料か解りません。)スロープを歩いて降りる事が困難な方は送迎の確認もしてみて下さい。

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この絶壁が崩れてきたら…と怖さも感じます。中央の写真に写っている橋はアメリカ側へと繋がるレインボーブリッジです。右側の写真は下から見た先ほどの展望台です。下から見るその高さにも驚きました。

= MAID OF THE MIST BOAT TOUR =
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遊覧船 メイド・オブ・ザ・ミスト(霧の乙女号)

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いよいよ乗船です。第1便とあってかどうか解りませんが、通常よりかなり空いていたようです。

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全く順番待ちする列も出来る事無く、私達が乗船して間もなく少人数での出港となりました。

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 出港しても列はまだ出来ず、遠くで雨合羽を着ようとしている人が数人いるだけでした。かなり空いていたので、船の左右・前後、自由に移動出来、見所を逃す事はありませんでした!ラッキーッ!!

【プチ情報/メイド・オブ・ザ・ミスト乗船時の写真撮影】

【船上での好位置】 乗船した際、アメリカ滝は船首~左側(進行方向を向いて)、カナダ滝は船首~右側(進行方向を向いて)に居た方が遮る人・物がなく、よく見えます。但し混雑時には最初居た場所から移動出来ないかも知れませんが…。いずれの場所でも数分間 停船してくれます。

【防水カメラの必要性】 航行中、全ての場所で撮影したい方は確実に防水機能付のカメラが必要です。特にカナダ滝前になると、かなりの水がかかります!それに比べると今回のアメリカ滝前では生活防水程度でも大丈夫かな?といった印象でしたが、風向き・風の強さによっては安心は出来ません!その他の場所を航行中でも霧雨のような少量の水はいたる所でかかっていました。「まぁ大丈夫かぁ…」とそのまま使用して壊してしまった方も大勢いるそうです。防水対策はしっかりとしておきましょう!

 因みに私の場合、最初に買ったデジカメを「極力気を付けるけれど、最悪壊れても構わない…」と覚悟を決めて、霧雨程度ならそのまま撮影。それ以上の場所では、丈夫なビニール袋と2枚の透明ガラスで作った自作の防水袋をかぶせて撮影しました。袋の中にカメラを入れる事で多湿によるカメラの不具合が出ないか心配でしたが、通気性も良くしていたので、一切不調になる事無く撮影出来ました。念の為「使い捨て防水フィルムカメラ」も買って(季節柄、取り寄せとなりました。)持っていき、同時に使用しました。

【逆光】 船の遊覧コースから見て、大まかに言うと午前はアメリカ滝、午後はカナダ滝がそれぞれ逆光となり、写真を撮っても暗くなりがちです。逆光でも幻想的な良い写真が撮れる事もあるでしょうし、人それぞれの好みも違う為、どの時間帯が良いかは解りませんが、時間帯を選べるのなら太陽の位置・動き等も考慮した乗船とする事も御一考してみてはいかがでしょうか。私達は迷わず空いている時間帯を選びましたが…。(太陽はカナダ側からアメリカ滝を正面に見て、斜め左方向から昇ってきました。)

出港後、まずはアメリカ滝へ!

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遊覧船の2階では場所取りする必要も無く、自由に動き回れました。

〝アメリカ滝〟

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時々大粒の水滴もかかっていた為、自作防水ケース…ぃゃ防水袋を使って撮影しました。

カナダ滝に近づいた頃、船の周りに出来た虹は、船の一部のようにずっと着いて来ていました。

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それだけ水しぶきが凄いようです。とは言いつつ、意外と濡れないものだな…と思っていると…

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 ボタボタボタッと、目もまともに開けていられない位の水しぶきが顔・身体に滝側から斜めに降り注ぎ、下を向くばかりで滝を見る事はままならない状態でした。上の写真は自分でもよく撮れたなぁと感心です。(速乾性生地のズボンを履いており記憶には残っていないのですが、足元はあまり濡れなかったように思います。)

マイナスイオンもいっぱい浴びる事が出来ました。

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あちこちで「凄かったぁ!」という会話の中、帰路に向かいます。

アメリカ側からも次々と出港です。全部で何艘の船があるのでしょうか?

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すれ違う遊覧船が先へと進めば進む程、カナダ滝が大きく見えてきます。

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その迫力もどんどんと増していき、怖さも感じてきます!

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メイドオブザミスト(霧の乙女号)と命名された理由の一部が解るような気がしました。

この日はカナダ側の遊覧船の方が空いていたように感じます。

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 私が見ていた限り、遊覧船の1階と2階を区切る白い部分の幅が広い方がカナダ側、狭い方がアメリカ側から出港する船でした。現地ガイドさんからそれぞれの船の回るコースが違う、と聞いていたのですが…。

【プチ情報】 現地ガイドさんやインターネットから得た情報では「アメリカ側から出港する遊覧船は短縮されたものでコースも違う。乗るならカナダ側がオススメです。」との事で、私達はカナダ側から乗船しました。しかしアメリカ側から出港する船を歩きながらチラチラと見ている限り、いったいどこが違うのか全く気付く事は出来ませんでした。じっくりと見ていた訳ではないので本当に差があるのかもしれませんが、もし大きな差があるとしたならアメリカ側からしか乗船出来ない方は可愛そうな気がしてなりません。

 ただアメリカ側にはアメリカ滝の左右両方に遊歩道(共に有料)があり、その左側(カナダ側から見て)にある遊歩道はアメリカ側の遊覧船に乗らなければ行く事が出来ず(ネット上ではエレベーター代だけ払えば行けると書いてあるサイトもありましたが、チケットブースにはそのような案内は一切書かれていませんでした。又エレベーターのある展望タワーにも行けません。)

その特権から差があるのかも知れない為、左側遊歩道も捨てがたい方は、両遊覧船の動向を川沿い・展望台等からじっくりと観察して、違いがあればどちらを優先したいかで決めて下さい。私達は右側の遊歩道(風の洞窟)に行く事を予定していたので迷わずカナダ側を選びましたが、次回訪れる機会があればアメリカ側から乗船してみたいと思います。

これだけの水量…

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年々滝が後退している事もうなずける程、物凄い水量が流れています!

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写真でも迫力はありますが、真の凄さはやはり現地に行かないと感じられません!

帰港した際、多少列は出来ていましたが、ピーク時に比べるとかなり少ないようです。

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やはりまだエレベーターは復旧していませんでしたが、綺麗な景色で上り坂も苦になりませんでした。

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景色だけでなく、元気に飛び回る数種類の鳥達も間近で見る事が出来ました。

何度も振り返って…

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いつまで見ていても飽きない景色でした!

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